彼らが目指すところ(まったくの推測だけど

 我らがCHEMISTRYはただいまツアー真っ最中。全国津々浦々を巡りつつ時々東京にとんぼ返りとかしているらしくて、本当にすごいなあ。ツアーももうじき折り返しになるのだけど、ライブにいったファンは新しいCHEMISTRYのステージに度肝を抜かれ狂喜乱舞している模様。。いいなあ。

 彼らが何を目指しているかなんて、推測ですらないんだけどちょっとつぶやてみる(w。彼らの前回のツアー Face to Face は、ほんとうに完成度が高かったのだ。世の中の多くの人にとって、「CHEMISTRY? まだいたの?」かもしれないけれど、全然そんなんじゃないハイレベルなものだった。いわゆるCHEMISTRY的なものをつめこみ、歌唱力はCHEMISTRY的にもうすごい頂点を極めたんじゃないかというくらいだった。まあ、振り返れば大げさだったんだけど、次のツアーはどうするんだろうと心配したのだ、ほんまに。

 そんな心配はまったくの杞憂だった。彼らはパパデュオとして落ち着いたりせず、がつーんと新しい挑戦をしたわけだ。すばらしい。(未だ見てないけど!)

 ところで彼らの音楽は、基本popだ。R&Bでもあるけれど、しかしpopだろう。現在、日本のpopシーンというのは、非常に受難の時代な感じがする。音楽業界は全体的に不況だけど、popの世界は、その数年前からずいぶん影が薄くなっている。で、CHEMISTRYはまあ正統なpopではないかもしれないが、しかし、次世代の日本のpopを担うかもしれないのだ。

 なぜならば、世界的に見てみよう。King of Pop って皆さん誰だかご存知? そうよあのマイケル・ジャクソンですよ。彼はなんと実は、popのKingなわけですよ。マドンナは Queen of Popですよ!。これはいったい何を意味しているのだろう? popっていったいどんな音楽なんでしょうね?

 たとえファンの発言でも、CHEMISTRYがマイケルってwバカwwじゃんwww、と笑う人はいるだろうが、あれくらいの高みを目標にしても、ぜんぜんいいと思う。彼らだから、ではなく、誰でも。より良く、うまく、楽しく、多くの人に、とか、エンターテインメントとかをつきつめていくと、マイケルは一つの究極の目標になるから、当然。

 まあ、所詮自分もMJが急逝してから、ちらちらMJを気にし始めて、流行に乗ってTHIS IS ITを買った、昔からのファンからすれば腹立たしいことこの上ない輩だが。。。THIS IS ITをみていると、しょっちゅう、ぽわーとマイケルの音楽に集中する自分がいるわけだ。ほんのつかの間マイケルが歌ったりリズムと同化する瞬間に、気づいたらすうっと見入られているわけだ。

 CHEMISTRYをみていたらそれはしょっちゅうだけどw、CHEMISTRYに見とれるのは二種類ある。ああ本当にかっこいなあ、というときと、ああ歌が音楽が何だがあふれているよ、という時と。マイケルは間違いなく毎回どんなときも「音楽があふれ」て「っちょーかっこいいなにこれー!」な順番で。

 ファンの勝手な戯れ言だけど、CHEMISTRYには、まだまだこれから、ずっとずっと果てしないエンターテインメントを目指してほしいな、とか思うのだ。