2024年発表の『令和元年の人生ゲーム』が第171回直木賞の候補作に選出された麻布競馬場(あざぶけいばじょう)氏は、普段は会社員として働く覆面作家だ。Twitter(現:X)に投稿した小説が「タワマン文学」として旋風を巻き起こし、ミレニアル世代、Z世代の悲哀を描く作家として注目を集めた。作品から染み出るヒリヒリした感情やエピソードは、かつて読んだ本からもヒントを得ているという。麻布競馬場をつくってきた本とは――。
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2024年発表の『令和元年の人生ゲーム』が第171回直木賞の候補作に選出された麻布競馬場(あざぶけいばじょう)氏は、普段は会社員として働く覆面作家だ。Twitter(現:X)に投稿した小説が「タワマン文学」として旋風を巻き起こし、ミレニアル世代、Z世代の悲哀を描く作家として注目を集めた。作品から染み出るヒリヒリした感情やエピソードは、かつて読んだ本からもヒントを得ているという。麻布競馬場をつくってきた本とは――。