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1日最大950万リットルに  英・BP社 原油採掘施設爆発 その後 

2010-06-21 12:43:27 | äº‹ä»¶ãƒ»äº‹æ•…
2010年6月21日(月)

 およそ2か月前に、英BP(ブルティッシュ・ペトロリアム)社が米国フロリダ沖で石油掘削基地の爆発事故を起こして以来、史上最大規模の原油流出が続いている。

 流出規模は、当初BPが発表した数字の一ケタ上をゆくほどの大規模なもので、海洋生物に与える影響はもとより、湾岸地域の経済や米国経済、ひいては世界の石油需給にも影響しかねない深刻な事態となっている。



 6月17日の米国議会の公聴会でBP社は謝罪をしたようだが、とてもそんなことで済む話ではない。

 BP社は、ここにきて、環境問題にも関心が高い米国俳優:ケヴィン・コスナー氏が投資して開発したと言う原油分離機32台を1機約50万ドルで購入するという発表をしたらしいが、どうも人気取り=汚名挽回のパフォーマンスのように思えてならない。

 この大量の流出原油の量からすれば、32台で処理できる量は、統計的には無視できる程度の微々たるものであろう。
 しかし、何もしないよりはまし。
 ここは、ケヴィン・コスナー氏の知名度を利用しようとしたんだろう。
 ケヴィン・コスナー氏も、これ幸いに試作品を売り込もうということだろうか?
 実証実験には有効な機会であることは確かなようだ。


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ケビン・コスナー氏の原油分離器、
 英BPが32台購入へ

      朝日新聞 2010年6月19日(土)10:54

      
        米ルイジアナ州で18日、
        原油分離器を搭載したはしけを見た後、
        報道陣からの質問に答えるケビン・コスナーさん(左)と
        BP関係者ら=ロイター

 米南部沖のメキシコ湾で起きた原油流出事故で、国際石油資本の英BPは18日、俳優ケビン・コスナー氏が投資、開発してきた原油分離器を32台購入することを決めた。複数の米メディアが報じた。

 コスナー氏の原油分離器は、汚染された海水を吸い上げ、遠心分離の原理で99%近く原油と水に分離できるとしており、1機約50万ドル(約4500万円)。1989年のアラスカ沖の原油流出事故をきっかけに開発を始めたという。連邦議会の委員会に17日出席して、今回の事故で活用するよう訴えていた。

  コスナー氏は海洋や環境問題に関心が深く、温暖化した未来世界を描いた「ウォーター・ワールド」(95年)では、製作・主演を務めた。

 BPは、映画「アバター」で知られるジェームズ・キャメロン監督からの助力の申し出については断っていた。(田中光)
 


1日最大950万リットルに=原油流出推計さらに増大―米政府(時事通信) - goo ニュース
      2010年6月16日(水)10:03

ペリカンが魚が住民が 原油流出のメキシコ湾、深い傷(朝日新聞) - goo ニュース
      2010年6月20日(日)14:19


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