ＪＵＮＳＫＹ blog 2015

　東京で、小学校の屋上の天窓が壊れ、小学生が転落。
吹き抜け状態の場所だったのも災いして、１２ｍ下まで転落して死亡したと言う。

　痛ましい事件である。

天窓割れ小６男児転落死＝学校屋上で算数授業中－柵なし、１２ｍ下に、東京・杉並(時事通信) - goo ニュース　　　　2008年6月18日（水）18:31

天窓割れ小６男児転落死 東京・杉並の小学校屋上(共同通信) - goo ニュース　　　　2008年6月18日（水）22:13

　　　
　　　（この写真も共同通信配信）

　しかし、通常の製品であれば、天窓の球面の樹脂パネルは、小学生の体重が掛かったり、万が一その上で多少暴れたりしても破壊するようなものではない。

　また、その下には厚さ6.8mmの網入りガラスがあったという。
網入りガラスは、火災のさいにも簡単には崩落しないような構造となっているはずで、樹脂パネルが無かったとしても、小学生位の体重は充分支えられるはずだし、ガラスが衝撃で破れても中にある網で支持できるようになっているものだ。

　　　　　　　　　

　それら、安全な構造のはずの二層の天窓を突き抜けて落下したということであれば、よほど設備管理が不行き届きだった訳であり、メンテナンスにも手落ちがあったか全くメンテナンスが為されていなかったという可能性がある。

屋上天窓の点検、目視だけ　杉並第十小の転落事故(朝日新聞) - goo ニュース

小６転落死、天窓すべてに足跡…児童ら以前から遊んでいた？(読売新聞) - goo ニュース　　　　　2008年6月19日（木）14:31


　下の記事のように「引率の引率の女性教諭が、騒いでいたほかの児童に気を取られ、中村君の方を見ていなかった」というところに事故の本質がある訳ではない。
　こういう事件が起こると教師バッシングに陥る傾向があるが、それだけは止めていただきたい。　
　下の記事は、そういう傾向を助長するものであり、不適切だと思う。

「別の児童に気を取られ」 杉並の転落事故で引率教諭(共同通信) - goo ニュース


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