JUNSKY blog 2015

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あの“弁護士”が三たび記者会見 25日再逮捕!

2006-06-24 00:28:44 | äº‹ä»¶ãƒ»äº‹æ•…
 秋田小1児童殺害事件の被疑者とされる女性の弁護士がまた記者会見を開いたという。
明日の『サタ・ズバッ!』で、またにぎやかに取り上げることであろうから、先に一言しておこう。

 私は、この記者会見を全部聞いた訳ではないが、一つ前の記事(第22回)にコメント頂いた布引さんによれば、相変わらず、被疑者を犯人とした上で、有罪を裏付ける新事実を述べたようだ。
 布引さんのコメントを一部引用すると
【弁護士との接見時間が、たった20分だけだったそうです。
20分であれだけ聞き出せるなら弁護士を辞めても刑事で十分飯が食えます。(彼女は本当に弁護士と認識していたのでしょうか?)
女性は食事時間以外は取調べで、弁護士に疲れた、ゆっくり考える時間が欲しいと訴えていたそうです。
警察が代用監獄の有効利用をしているようです。(全てから隔離され、疲れ果て、考える余裕が無い) 】

 今夜9時代のNHKニュースでも取上げていたが、僅か数十秒の内容でしかなかった。 弁護士の曰く「遺体を埋めたりしなかったのは、早く見つかって欲しかったからだ」と言ったという。 
さすがに『朝ズバッ!』ならぬNHKにとってみれば、この弁護士の記者会見内容は取るに足らないものであったらしい。

 gooのニュース検索でも、この弁護士の記者会見はランキング以下のようで、出てこなかった。

 そういう状況ではあるが、そのgooニュースでは、asahi.com配信として、下記のニュースが出ていた。
【 秋田県藤里町の藤里小1年**君が殺害された事件で県警捜査本部は、同町粕毛の無職**容疑者を、死体遺棄容疑での勾留(こうりゅう)期限の最終日になる25日に殺人の疑いで再逮捕する。また秋田地検は同日、死体遺棄罪で秋田地裁に同容疑者を起訴する。】
いよいよ、殺人の疑いで再逮捕するらしい。
そして、引続き密室での取調べで“容疑を固める”つもりらしい。

 なお、検索リンクで見つけた
【男児殺害 弁護士会見で危ぶまれる人権】
 という記事で、パブリック・ジャーナリスト 成越秀峰氏が、この前の弁護士の会見について、コメントを書いておられますので、お読みください。

秋田小1児童殺害事件-23   【連載第1回目から読む】
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TBありがとうございます (ヘリオトロープの小部屋)
2006-06-24 12:58:16
日本では弁護士の接見時間が短すぎますよね。

代用監獄も国連人権委員会やアムネスティにさんざん勧告されているのに恒久化しようとしていますし。録画、録音も検察で検察側の都合のよいときだけなんて。警察はカメラがあっては信頼関係が生まれないなどといっていますが、そういうのが当てはまるのってヤのつく職業の人くらいではないでしょうか?

NHKがホリエモン報道で、「規則なので取り調べは何時間…」などとやたら注釈をつけているのがなんだかわざとらしく感じました。
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昨日の弁護士会見 (kitsune)
2006-06-25 01:36:14
こんばんは。

あの弁護士達が、またまたどんな怪しいことを言い出すのかと、内心ムカムカしながら報道を待っておりましたが、予想外にたいした事はなく、ちょっと気が抜けました。

これは、もしかしたら、証拠不十分で不起訴処分(釈放)の可能性も完全にゼロではないのかも?と、淡~い期待が湧いてきたりして、久しぶりに昨夜は眠れました。

警察側としては、あの深夜の逮捕会見以来、正式な会見はやっていないわけで、証拠が出たなんてマスコミの勇み足だし、自供なんて、弁護士が勝手に話しただけでしょ・・・という逃げ道を最後に残しているような気がしたのです。まあ、出来る限りはがんばるのでしょうが、思いのほかこの被疑者は、難攻不落なのだったりして・・・

明日は、日曜日。生番組が少ないので、ちょっとだけ期待しています。あの異常な任意同行も、追いかけられない日曜日を狙って強行したような気がするし。



折よく(?)同じ昨日、最高裁判所の長官が、裁判員制度へ向けての提言の一つとして、自白の任意性の判断が、難解とならないように、取調べの可視化を進めるよう検察側に示唆したというニュースがありました。(密室で、証明出来ない自白強要はもうダメですよ!ってことですね)

この事件の捜査当局も、密室での強行な取調べは、のちのち公判で問題にされることは、さすがにわかっているのでしょうけれど、さらに今までのように簡単には、すまされなくなる時代になってきているということにも、気付いていただきたいものですね。



また、長くなってしまいましたが、もう一つだけ。

今朝見た番組で、昨日の弁護士会見の一部が流れました。なんとも意味不明でしたが、おもしろい場面がありました。(メモしてたわけじゃないので、一字一句正確ではありませんが)

『容疑者は、何を伝えたがっているのですか?』という記者の質問に、眼鏡をかけた方の弁護士が、『別に、特に伝えたがっていることは、ありません。我々は、容疑者の要望で会見しているわけではありませんから。』と答えていました。

これって・・・???

じゃあ誰の要望で会見してるの?と突っ込みたくなりました。



明日、起訴、再逮捕となれば、またうんざりな毎日が、また20日も続きますが、くじけず追いかける覚悟でがんばろうと思います。

開設者さまも、こちらにいらしている心ある皆様にも、ぜひぜひがんばっていただきたいと心より願っております。
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天罰で滅び去るまで (shoga)
2006-06-25 02:43:30
残念ながら、不起訴なんて、絶対あるわけないですよ。



松本サリン事件の河野さんの弁護士が言ったように、「警察は犯人を作るところ」ですから、被疑者を犯人に仕立て上げるために、あらゆる捏造をして、シナリオを書いているのです。



私は、警察と警察OBたちがヤクザとマスコミと結託して行っている集団ストーカーの被害を5年間受けています。

犯罪行為をして、恬として恥じるところはありません。

そういう被害に遭えば、こいつらが、どのよう存在かは疑うことはありません。

権力とはそのような悪魔的なものなのです。

正義など欠片もありません。正反対の存在です。



被疑者は犯人ではないはずですから、今までも全部でっち上げです。この先何の捏造を留保することがありましょうか。



神による天罰で消え去るまで、この悪党たちは悪の行いをやめることはありません。
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誰の要望? (田原)
2006-06-25 14:31:25
> kitsuneさん



> 『容疑者は、何を伝えたがっているのですか?』という記者の質問に、眼鏡をかけた方の弁護士が、『別に、特に伝えたがっていることは、ありません。我々は、容疑者の要望で会見しているわけではありませんから。』と答えていました。



ホントですか!

だって、「容疑者の要望による異例の会見」だったんじゃ・・・・

しかし、こんなことをポロリと言ってくれるなんて、この弁護士さんたちは案外“優秀”な方たちなのかもしれませんね。(わざとやっているなら、たいしたもんだ!)



しかし、そこをすかさず「じゃあ、誰の要望なんです?」と突っ込まないマスコミも、こうなると怪しいものですね。
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被疑者の要望ではない!? (開設者)
2006-06-25 18:39:47
kitsuneさんの報告にある、

『別に、特に伝えたがっていることは、ありません。我々は、容疑者の要望で会見しているわけではありませんから。』と答えていました。

という部分は、「一字一句正確ではありません」としても、重大なことですね。

 本人の望みとは別に、勝手にこういう『罪状を改めて追認する』記者会見を開くとは、弁護士のどういう職務規定によるものなのでしょうか?



 前にも書きましたが、弁護士は万が一クライアントが真犯人であることを知っていたとしても、無罪に向けた弁論を行う職種なのではないのでしょうか?



 被害者の家族らに恨まれることもあるでしょうが、いろいろな世間の雑音からは独立して職務をはたすべきで、本人が当初否認していた罪状を、犯行の詳細な叙述を含めてマスコミに公開するなど、異常としか思えません。



 被疑者の情状を訴えて、減刑を狙っていたのではなく、単なる“被疑者に罪状を認めさせた優秀な弁護士”として、『マスコミに顔を出したい』『知名度を上げたい』 ということなのでしょうか?



 改めて強調しますが、本人の要望もなく、警察の誘導方向を助長し、マスコミ受けする記者会見を3度も開くなど、狂気の沙汰です。
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弁護士のコメントの件 (kitsune)
2006-06-27 02:14:13
田原さまへ



返事が遅くなってしまいましたが、

弁護士の発言は、確かにテレビでみました。

私も一瞬、耳を疑いましたが、というか目が点になりましたが・・・本当です。前段で、もう少しモゴモゴと、え~、とか、それは~とか、というか~、とかの語句が混じっていたと記憶していますが、最後に『我々は、容疑者の要望(か希望)で、会見しているわけではありませんから』と言い切っていたのは、確かです。

長い会見の一部を取り出して放送するのに、どういう意図であのシーンを流したのかしら?

たまたま出ちゃったのかしら?・・・と頭の中で、?マークが踊ってしまいました。



今日みた新聞記事では、物証はあるが言えない。凶器に関しては、供述等から断定した。と警察が会見で答えたとか。う~ん、供述から断定した腰紐って・・・またまた?マークです。
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勾留理由の開示 (田原)
2006-07-05 01:21:01
容疑者が遺族に謝罪/秋田簡裁で拘置理由開示法廷

http://www.sakigake.jp/servlet/SKNEWS.News.kiji?InputKIJICODE=20060704m



容疑者の勾留理由開示 秋田・男児殺害

http://www.asahi.com/national/update/0704/TKY200607040479.html



「勾留理由の開示 」とは

http://touhoukai.s7.xrea.com/as/keiso/2.cgi?3=301

によれば、



> 現に勾留されている被告人及びその弁護人、法定代理人、保佐人、配偶者、直系親族、兄弟姉妹その他の利害関係人が、裁判所に勾留の理由の開示を請求しうる制度



だそうです。



今回は弁護人による請求があったそうですが、しかし、何のためなのでしょう?

普通、「勾留理由の開示」は拘留が不当であるという主張の元になされることが多いというのに(でも、やったからと言って、不当拘留の抑止力にはならない場合が多かったので、最近はあまり使われないそうですが)今回は容疑者が弁護士から渡された書面を読み上げ、被害者の御遺族に対する「お詫びの言葉」を述べたというだけのようなのです。被疑者、弁護人共に犯行を認めている状態なら、何も「勾留理由の開示」を求める必要はないでしょう。



お詫びの言葉を伝えたいだけなら、とりあえず、弁護士さんから被害者の御遺族に伝えてもらえば良いのではないでしょうか。



どうもこの事件の弁護士さんの意図は良くわからない。
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