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核兵器には主にウランを原料とするものと、プルトニウムを原料とするものがあり、北朝鮮はこの両方の開... 核兵器には主にウランを原料とするものと、プルトニウムを原料とするものがあり、北朝鮮はこの両方の開発を進めているとみられます。 ウラン型の製造には核分裂を起こしやすい「ウラン235」が欠かせず、これを手にするには天然ウランを遠心分離機にかけて90%以上の純度に濃縮する大規模な施設が必要です。 一方、プルトニウムは原子力発電の使用済み核燃料を再処理して取り出します。 数多くの遠心分離機を備えた特別な施設はいらない反面、プルトニウム型の爆弾を確実に核爆発させるには実験が必要と言われています。 世界で初めて核兵器を開発したアメリカは、核実験を行わずにウラン型の原爆を広島に投下しましたが、長崎に投下したプルトニウム型は事前に核実験を行って核爆発が起きることを確認しました。 北朝鮮はプルトニウム型の開発を先行して進めてきたとみられ、2006年と2009年の核実験もプルトニウム型だったのではないかとの指
2013/02/12 リンク