注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
表丹沢の麓、神奈川県秦野市横野の丘陵地帯に「宝永火山灰廃棄土坑」と呼ばれる約5000個の穴が出土... 表丹沢の麓、神奈川県秦野市横野の丘陵地帯に「宝永火山灰廃棄土坑」と呼ばれる約5000個の穴が出土した。 宝永4年(1707年)の富士山噴火で大量に降り積もった火山灰を取り除き、耕作地を復元した名残といい、発掘したかながわ考古学財団の天野賢一さん(50)は「これほど大規模な土坑は珍しい。当時の農民らの労苦がしのばれる」と話している。 発掘現場は、新東名高速道路の秦野サービスエリアの予定地周辺。昨年10月から約1万平方メートルを掘ったところ、地表から深さ約50センチの層に整然と並んだ土坑が次々と現れた。縦30センチ、横1メートルのものから縦1メートル、横10メートルのものまで大小さまざま。深さはいずれも50センチ程度で、中に黒い火山灰が詰まっていた。 土坑は、地元で「掘り埋め」「埋め包み」と呼ばれた天地返しの痕跡。天地返しとは、上部層と下部層の土を入れ替えることだ。当時の農民らは約50センチの
2015/08/01 リンク