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【ワシントン=岡田章裕】ブレイナード米財務次官は11日の記者会見で、安倍政権の経済政策について、... 【ワシントン=岡田章裕】ブレイナード米財務次官は11日の記者会見で、安倍政権の経済政策について、「経済成長を再び活性化させ、デフレからの脱却を目指す日本の努力を支持する」と述べた。 大胆な金融緩和と財政政策でデフレ脱却を目指す「アベノミクス」に対し、米政府高官が公式に見解を表明するのは初めて。 同次官は「構造改革が伴うことも重要だ」とも述べ、民間の投資を引き出す成長戦略の必要性にも言及した。一方、「財政と金融政策は、国内の(政策)目標に向けられるべきだ」と述べ、自国の通貨安を狙った金融緩和策などは行うべきではないとの考えも示した。 財務長官候補のジェイコブ・ルー氏の議会承認が下りていないため、ブレイナード次官は15、16日にモスクワで開かれる主要20か国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に代理で出席する。
2013/02/12 リンク