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【ベルリン=三好範英】欧州の債務危機打開に向けて、国際社会では、財政規律を金科玉条とするドイツの... 【ベルリン=三好範英】欧州の債務危機打開に向けて、国際社会では、財政規律を金科玉条とするドイツの姿勢転換を期待する声が強まっている。 国内メディアでも、ユーロ共通債導入や欧州中央銀行(ECB)による国債買い取り拡大などにも一定の譲歩を避けられないとの論調が出始めている。それでもインフレへの警戒心がとりわけ強い世論も背景にドイツの軟化は容易でない。 メルケル首相は2日の連邦議会演説で、「他国の財政赤字の責任を共同で負うことは考えられない」と述べて改めてユーロ共通債に反対の考えを明らかにしている。 だが、3日付のウェルト紙は「メルケルは圧力にまだどれだけ耐えられるか」との見出しを掲げ、メルケル首相と同じキリスト教民主同盟(CDU)出身のエッティンガー欧州委員が「共通債導入の可能性は排除されない」と語ったと伝えた。 メルケル首相は、ユーロ圏各国に財政規律を守らせるため監視や罰則を強化するEU基本
2011/12/05 リンク