東京新聞:戦跡を歩く（１）鉄道連隊材料廠（千葉市）　傷痕語る「軍郷」名残:千葉(TOKYO Web)

東京新聞:戦跡を歩く（１）鉄道連隊材料廠（千葉市）　傷痕語る「軍郷」名残:千葉(TOKYO Web)

千葉経済大の構内に残る鉄道第１連隊材料廠。「市中心部には戦争の遺跡が多く残っている。戦争があった...概要を表示 千葉経済大の構内に残る鉄道第１連隊材料廠。「市中心部には戦争の遺跡が多く残っている。戦争があったことを忘れないでほしい」と話す西川さん＝千葉市稲毛区の千葉経済大学で 「この建物、何だか分かりますか？」。千葉市民俗調査会代表の西川明さん（７７）＝稲毛区在住＝が、千葉経済大（同区轟町）の構内に残るレンガ造りの建物を指さした。 建物は、旧陸軍鉄道第一連隊の材料廠（しょう）だった。一九〇八年に建てられ、東西五四メートル、南北七・三メートルの細長い長方形の平屋。内部は孤形アーチが十連並んでいる。建物内では機関車の修理や工兵の教育が行われていた。戦前は、今のＪＲ千葉駅から材料廠に通じる線路が敷設されていた。現在も線路の一部は残っている。

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