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マイナンバー制度のシステム導入をめぐって収賄の容疑で逮捕された厚労省の職員は、出張や講演活動が多... マイナンバー制度のシステム導入をめぐって収賄の容疑で逮捕された厚労省の職員は、出張や講演活動が多く、勤務実態が把握されていない状態だった。 同省の会見では週の半分以下しか出勤していなかったとも明らかにされ、その異常さがうかがえる。民間企業であれば考えられない状況だが、国家公務員の勤務管理はいったいどうなっているのか。 勤務状況が把握できず 厚労省は2015年10月13日の会見で、逮捕された情報政策担当参事官室室長補佐、中安一幸容疑者について「厚労省に出勤する状況は、週の半分を下回る程度が多かった」と説明した。 出張や講演活動などが多く、勤務状況については把握できていなかったという。報道では遅い時間にタクシーに乗って出勤していたとも伝えられ、その異常ぶりが分かる。 厚労省によると、職員の勤務状況は個別の出勤簿で管理しているという。毎日、定時に出勤するごとに、自身で出勤簿に押印し、出張や休暇の
2015/10/17 リンク