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四方に取り付けたスピーカーから超音波を発し、細かな物質を空中で固定する装置を、名古屋工業大などが... 四方に取り付けたスピーカーから超音波を発し、細かな物質を空中で固定する装置を、名古屋工業大などが開発した。固定した物質群に映像を照らせば、いわば「どこでもスクリーン」になる。将来的には立体映像を作り出すことを目指す。 装置の名称は「ピクシーダスト」。ちり(ダスト)と妖精(ピクシー)から命名した。直径一センチの小型スピーカー二百八十五個を取り付けた機器を、五十センチ四方のフレームに四台取り付けた構造。小型スピーカーから人間の耳では聞き取れない超音波を発すると、物質がフレームの中心付近二十センチ四方に平面状で集まり、無重力状態のように浮く空間がつくられる。 空気の振動である音は、空気中に振動の波をつくりながら伝わる。同じ音を前後左右から重ねると、この波が増幅したり、打ち消しあったりして、振動が弱い部分には物質を引き寄せる力が働く。そこにうまくはまると、重力に負けずに物質が浮遊する。
2015/01/15 リンク