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倉庫に保管されている「被災松」の薪や木くず=京都市西京区、戸村登撮影 京都市の伝統行事「五山送り... 倉庫に保管されている「被災松」の薪や木くず=京都市西京区、戸村登撮影 京都市の伝統行事「五山送り火」。今年も16日夜にあるが、2年前に東日本大震災の被災地から届き、燃やされなかった「被災松」の薪(まき)がそのままになっている。放射線量の値は自然界と変わらないものの、市が「今も不安に思う市民がいる」として対応を先送りしているからだ。被災者からは戸惑いの声が上がっている。 京都市西京区の山中にある「旧西部クリーンセンター」の倉庫。被災松の薪110本、削り取った樹皮や木くずなどが二重のポリ袋20個に入れられ、ブルーシートで覆われている。 2年前、京都市は震災の犠牲者の鎮魂を目的に岩手県陸前高田市から薪500本分を送ってもらった。しかし、樹皮から1キロあたり1130ベクレルの放射性セシウムが検出されて中止に。昨年6月以降、市は薪の芯の部分で約200体の仏像や工芸品を造り、陸前高田市へ贈った。
2013/08/13 リンク