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【力丸祥子、福島慎吾】東日本大震災の津波で被災した沿岸部の生態系が、徐々に再生している。ただ、地... 【力丸祥子、福島慎吾】東日本大震災の津波で被災した沿岸部の生態系が、徐々に再生している。ただ、地元の市民や研究者が調べたところ、外来種の割合が増えるといった変化が出てきた。急ピッチで進む復旧工事によって、津波に耐えた自然が危機にさらされている所もある。 被災した自然環境の再生について、研究者による講演会が1月下旬、仙台市で開かれた。 東北大の鈴木孝男助教は、津波や地盤沈下で干潟や周辺のアシ原が縮小した市内の蒲生干潟について報告。「震災前に生息していたエビ、カニの仲間や貝類など79種類のうち、48種類を確認した」と紹介した。 東北学院大の平吹喜彦教授は、震災後に観察された植物や昆虫、鳥の写真を示し、「花が咲き、実をつけ、自然がよみがえってきた」と話した。 ただ、沿岸部に大きな被害をもたらした津波の影響は残っている。 岩手県宮古市では震災直後、ツバメが被災家屋の軒先などに巣を作り始め
2013/02/25 リンク