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東日本大震災の巨大津波は、プレート境界にある粘土層が滑って引き起こされていたことがわかった。地震... 東日本大震災の巨大津波は、プレート境界にある粘土層が滑って引き起こされていたことがわかった。地震発生時に摩擦熱が生じ、最大1250度に達した可能性があり、さらに滑りやすくなった。日米欧などの統合国際深海掘削計画の枠組みによる研究チームが6日付の米科学誌サイエンスに研究成果を発表した。 巨大津波は、太平洋プレートと日本列島が載る北米プレートの境界が約50メートルずれて起きたとみられている。海洋研究開発機構の掘削船「ちきゅう」が昨年4~5月、宮城県沖東220キロの震源域の海底を掘り進め、地下821メートル付近で厚さ5メートル未満の粘土層を見つけた。分析したところ摩擦が小さく滑りやすいスメクタイトという鉱物が多く含まれていた。 また、掘削した穴の中に温度計55個を設置して、昨年7月から9カ月間にわたって観測。地層がずれ動いて生じた摩擦熱とみられる温度上昇を確認。熱が地中を拡散していた。 研究チー
2013/12/06 リンク