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国際記念物遺跡会議(イコモス)は14日、インド・ニューデリーでの年次総会で、九州大大学院の河野(... 国際記念物遺跡会議(イコモス)は14日、インド・ニューデリーでの年次総会で、九州大大学院の河野(こうの)俊行教授(59)を新会長に選出した。任期は3年。イコモスの会長に日本人が就任するのは初めて。 イコモスはユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関で国際NGO。153カ国の文化遺産保存の専門家などで構成される。会員は1万人超。世界文化遺産の登録に際して、事前の現地調査と、ユネスコに対して登録の可否を勧告するなど重要な役割を担う。 河野教授の専門は国際文化財保護法など。無形文化遺産保護条約の起草や、文化遺産を守る法体系がなかったブータンの文化財保護の法整備などに携わった。2011年に国際イコモスの執行委員に選ばれ、14年から副会長を務めた。会長選出を受け、「イコモスの奮闘なくして各国のヘリテージ(遺産)保全も世界遺産も存続しえない。全力を尽くして信頼に応えたい」とのコメントを発表した。(後
2017/12/15 リンク