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トルコ政府は17日、収監中の囚人のうち、約3万8千人の仮釈放に道を開く政令を出した。治安当局は7... トルコ政府は17日、収監中の囚人のうち、約3万8千人の仮釈放に道を開く政令を出した。治安当局は7月中旬のクーデター未遂事件後、「首謀者」と主張する米国亡命中のイスラム教指導者ギュレン師を信奉しているなどとして、軍人や警官ら約1万8千人を逮捕した。逮捕者はさらに増える可能性が高く、収容場所を確保する狙いがあるとみられる。 今回の政令はクーデター未遂後の非常事態宣言に基づくもので、国会の議決は要らず、法律と同等の効力を持つ。対象は7月1日より前に収監された囚人。従来の仮釈放は刑期の3分の2を終え、素行・態度が良いことが条件だったが、政令では刑期の「3分の2」を「半分」に短縮した。ただ、殺人や性犯罪、テロなどの犯罪は除き、当局は対象者が約3万8千人になるとしている。 クーデター未遂後、治安当局は「ギュレン派」として約3万5千人を拘束し、うち約1万8千人を逮捕。さらに政府は、国家公務員約7万6千人
2016/08/18 リンク