「水爆にしては小規模」　北朝鮮発表、韓国は懐疑的：朝日新聞デジタル

「水爆にしては小規模」　北朝鮮発表、韓国は懐疑的：朝日新聞デジタル

北朝鮮は６日、政府声明で「小型化された水爆の威力を科学的に証明した」と強調した。だが、日米韓は従...概要を表示 北朝鮮は６日、政府声明で「小型化された水爆の威力を科学的に証明した」と強調した。だが、日米韓は従来、北朝鮮に水爆を保有する技術はないと分析してきた。韓国軍や情報当局も、水爆実験としては規模が小さすぎ、実験が失敗したか、水爆を使っていない可能性が高いとみている。 韓国気象庁によれば、６日の地震の規模はマグニチュード（Ｍ）４・８。前回実験のＭ４・９と同規模だ。米国の研究者は前回実験の規模をＴＮＴ（高性能火薬）換算で、広島に投下された原爆の推定約１５キロトンに及ばない７・３キロトンとしていた。韓国の専門家は「水爆は原爆の１００倍、千倍の威力がある。そもそも、水爆を地下で実験するのは危険で考えにくい」と語る。 北朝鮮は水爆開発で、三重水素（トリチウム）を燃料にした核融合反応をめざしているとみられる。韓国軍化生放防護司令部によれば、北朝鮮は寧辺（ヨンビョン）原子炉で発生する中性子線を使って三重水素を

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