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金融商品取引法違反(相場操縦)の疑いで証券取引等監視委員会から強制調査を受けた投資家の村上世彰氏... 金融商品取引法違反(相場操縦)の疑いで証券取引等監視委員会から強制調査を受けた投資家の村上世彰氏(56)らが、株式市場が閉じる直前の時間帯に株を大量に売って株価を不正に下げるなどの方法で、数千万円の利益を得ていた疑いがあることが、関係者への取材で分かった。 25日の監視委による関係先への捜索には、村上氏も立ち会い、すでに任意で事情聴取を受けたという。監視委は押収した資料を分析して、不正な取引がなかったか解明を進めている。 関係者によると、村上氏らは昨年6~7月、東証1部上場のアパレル大手「TSIホールディングス」の株を不正に操作した疑いがある。村上氏らは証券会社から株を借りて大量の売り注文を出す「空売り」で株価を下げ、後で買い戻すなどして数千万円の利益を得た可能性があるという。 一連の取引の中には、取引時間の終了間際に集中した株の売却があり、終値を引き下げる「終値関与」と呼ばれる手法をとっ
2015/11/27 リンク