注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
超大型のチベット犬、チベタン・マスティフ。中国ではつい最近まで、狂想曲ともいえる異常なほどのブー... 超大型のチベット犬、チベタン・マスティフ。中国ではつい最近まで、狂想曲ともいえる異常なほどのブームになっていた。愛嬌(あいきょう)のあるたれ目に、よだれをたらした口もと。ニッブル(Nibble)のような犬だったら、20万ドル(1ドル120円で2400万円)で売れ、石炭長者が郊外に建てた邸宅の美庭を歩き回っていたかもしれない。 ただし、それも2013年までのことだったら、という話だ。 今年の初め、ニッブルと20匹以上の哀れなチベタン・マスティフが、他の150匹ほどの犬とともにトラックの荷台に乗せられていた。それも、ニワトリ用の金属製の箱に詰め込まれていた。もし、北京の動物保護の活動家たちが、文字通り身を投げ出すようにして車を止めなければ、中国東北部の処理場に送り込まれるところだった。1匹5ドルほどで、肉は鍋料理の中身に、皮や毛も冬用の手袋などにされていただろう。 中国のぜいたく品ブームがはじ
2015/05/26 リンク