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関西電力の大飯原発(福井県)3、4号機は7月の新安全基準施行後も運転できることになり、電力需給が... 関西電力の大飯原発(福井県)3、4号機は7月の新安全基準施行後も運転できることになり、電力需給が厳しい夏場の稼働原発ゼロは避けられる見通しになった。9月には定期検査に入るが、安全対策の一部は最大5年の猶予期間が認められ再稼働の道筋も立てやすくなる。ただ、原子力規制委員会の活断層調査次第では長期停止し、電気料金の追加値上げを余儀なくされる懸念も残されている。 「照明や空調の抑制、操業時間のシフトなど考えられる手は既に打っている。大飯が止まってさらに節電を求められたら、本当に厳しかった」。関西の経済団体関係者は漏らした。 昨年7月に大飯3号機が再稼働するまでの約2カ月間、国内では稼働原発が42年ぶりにゼロとなる異常事態が発生。国民生活が混乱する懸念が強まった。今夏も大飯3、4号機が止まれば関電は綱渡りの需給対策を求められるのは必至。厳しい節電要請で企業の活動も大きな影響を受けるところだった。
2013/03/20 リンク