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東京証券取引所の職員が、企業のTOB=株式公開買い付けに関する未公開の情報を家族に伝えたとして、証券... 東京証券取引所の職員が、企業のTOB=株式公開買い付けに関する未公開の情報を家族に伝えたとして、証券取引等監視委員会から金融商品取引法違反の疑いで強制調査を受けていたことが関係者への取材でわかりました。 家族は関連する株の取り引きをして少なくとも数十万円の利益を得ていたということで、監視委員会は東京地検特捜部への告発を視野に株取り引きの状況などについて調査を進めています。 関係者によりますと、強制調査を受けたのは、東京証券取引所の20代の男性職員で、ことし、業務で知った企業のTOBに関する未公開の情報を家族に伝えた疑いがあるということです。 職員は、上場企業が投資家などに向けて開示する重要な情報を事前に知る立場にあり、この家族は関連する株を複数回、取り引きして少なくとも数十万円の利益を得ていたということです。 インサイダー取引を禁じる金融商品取引法は利益を得させる目的で上場企業の重要な情報
2024/10/23 リンク