エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
東南アジア諸国連合(ASEAN)は、東ティモール=写真は国旗=の新規加盟に首脳会議で合意し、東南... 東南アジア諸国連合(ASEAN)は、東ティモール=写真は国旗=の新規加盟に首脳会議で合意し、東南アジアの全独立国による十一カ国体制になる。長年の民主化運動で独立を勝ち得た歴史を持つ同国の仲間入りは、軍事クーデターで民主政権が倒された加盟国ミャンマーの正常化への働き掛けにも生きるのではなかろうか。 東ティモールは、人口百三十余万人の小国だ。一九七六年、インドネシアの武力侵攻で併合され、弾圧によって四半世紀で二十万人が死亡したという。九九年の住民投票で独立派が圧勝し、二〇〇二年、今世紀初の独立国になった。今の大統領は、独立運動指導者の一人、ラモス・ホルタ氏=ノーベル平和賞受賞=である。 ASEANには一一年に加盟申請したが、財政状況などが不安視された。今回の合意の背景には、一人当たりの国民総所得がミャンマーなどを上回り、経済発展の動きが見られることと、アジア・太平洋地域で米中の綱引きが激化する