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救世主? 法王フランシスコをホワイトハウスに迎えるオバマ大統領 Win McNamee/Getty Images ローマ法... 救世主? 法王フランシスコをホワイトハウスに迎えるオバマ大統領 Win McNamee/Getty Images ローマ法王(教皇)フランシスコが、今月19~27日にキューバとアメリカを歴訪した。法王というとお飾りのアイドルのように思う人もいるが、法王の率いるローマ・カトリック教会は中世西欧を束ねた往時の力こそないものの、今でも全世界に12億人の信者を抱え、180カ国と外交関係を有し、106カ国に大使を常駐させている。 今年、アメリカとキューバは54年ぶりに外交関係を復活させたが、その過程でカトリック教会は自分の「外交力」を使って仲介の労を取った。 米キューバの国交正常化とともに、法王の訪米もまた大きな意味を持つ。米大統領選が始まっているからだ。アメリカでは、これまでプロテスタントが主流で、カトリックは傍流に甘んじてきた。19世紀後半にアイルランド人、イタリア人などのカトリック教徒が大量に
2015/10/03 リンク