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福島県南相馬市の生活保護受給者3人が、東日本大震災被災者に届けられた義援金などを収入とみなして保... 福島県南相馬市の生活保護受給者3人が、東日本大震災被災者に届けられた義援金などを収入とみなして保護を打ち切った処分を不服として、県に対し同市の処分取り消しを求める審査請求をした問題で19日、受給者2人が福島市内で口頭意見陳述をしました。他の1人については弁護士が代理人を務めました。 意見陳述をしたのは、南相馬市鹿島区の男性、Aさん(64)と原町区の男性、Bさん(64)です。 被災各地で生活保護の打ち切り処分が行われ、社会問題となっています。同市の処分件数は9月末までで、241世帯と他市町村に比べ突出しています。 同市は打ち切り処分の際に考慮される「自立更生計画書」作成などの手続きについて十分な説明を行っていません。 口頭意見陳述で、Aさんは義援金などの使用目的を記す「自立更生計画書について何ら説明を受けていない」「一方的に生活保護を打ち切られるのはがまんできない」などと訴えたといいます。
2011/10/20 リンク