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(CNN) 内戦が続くシリア北部のアレッポで24日、12世紀に建てられた世界遺産のモスクの塔が破壊... (CNN) 内戦が続くシリア北部のアレッポで24日、12世紀に建てられた世界遺産のモスクの塔が破壊されたことが明らかになった。アサド政権、反体制派の双方が破壊の責任を巡り非難の応酬を繰り広げている。 崩壊したのはユネスコの世界遺産に指定された「古代都市アレッポ」の一部であるウマイヤド・モスクの「ミナレット」と呼ばれる塔。国連関係者は先月、2年にわたる内戦による損傷を懸念する発言をしていた。 反体制派の「地域調整委員会(LCC)」は、破壊したのはアサド政権だと主張。「政府軍は今日、モスクの尖塔を狙い、完全に破壊した。人類と文化の遺産に対する新たな犯罪を犯した」と述べた。LCCが公開した写真に尖塔の姿はなく、崩れてがれきと化した光景が写っている。 反体制派の統一組織「シリア国民連合」も、「本日、アサド政権はアレッポの大モスクの塔を破壊し、歴史と文明に対する新たな犯罪を犯した」との声明を出した。
2013/04/26 リンク