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世界の食料危機を救うかもしれない食材として、でんぷんが豊富な熱帯植物のサゴヤシに注目が集まってい... 世界の食料危機を救うかもしれない食材として、でんぷんが豊富な熱帯植物のサゴヤシに注目が集まっている。これまで原産地の東南アジアでは、経済性が高いアブラヤシに栽培が偏り、サゴヤシの栽培技術や知見は乏しかった。この課題解決に、4千キロ以上離れた日本の名古屋大が中心となって力を貸している。取り組みは国連プロジェクトとして発展し、効果的な栽培法の伝授などが進む。 名古屋市千種区の名大にある温室で、100本近いサゴヤシの苗が育つ。人工的に洪水や塩害の状況を再現して生育への影響を研究し、発芽時期の均一化などにも取り組む。「野生植物は発芽時期にばらつきがあり、サゴヤシも1日で発芽するのもあれば、長いものでは1年かかる」。研究を主導する同大大学院の江原宏教授(62)=作物学=はこう説明する。 「研究分野のニッチさにひかれ」、江原教授がサゴヤシの研究を始めたのは約40年前の大学時代。インドネシアなど原産国に