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ギリシャ・イドメニのマケドニアとの国境で、移民・難民と警察との衝突の最中に叫ぶ女性(2015年12月3日... ギリシャ・イドメニのマケドニアとの国境で、移民・難民と警察との衝突の最中に叫ぶ女性(2015年12月3日撮影)。(c)AFP/SAKIS MITROLIDIS 【12月4日 AFP】「僕らは全員ここで死ぬ、よそへは行かない」――ギリシャとマケドニアとの国境で3日、モロッコから来た移民のアブドゥルさんは、鉄道の高圧電線を握りしめて感電死した友人男性の遺体を指さして言った。ギリシャ警察は、国境で何日も足止めが続いている現状に絶望しての自殺とみている。 モロッコ人移民たちは、この男性の遺体を担いで「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫びながら検問に押し寄せ、ギリシャ警察が催涙ガスを噴射して押し戻す一幕もあった。 ギリシャ・マケドニア国境では先月28日にも、やはりモロッコ人移民1人が高圧電線で重度のやけどを負っている。 「もう5日もここにいる。食べ物もないし、寒くてたまらない。なぜ(国境を)通
2015/12/05 リンク