日本人の｢賃上げ｣という考え方自体が大間違いだ

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日本人の｢賃上げ｣という考え方自体が大間違いだ

しかし、実は、彼らもかんべえ氏も180度間違っている。なぜなら「賃上げ」という考え方そのものが間違っ... しかし、実は、彼らもかんべえ氏も180度間違っている。なぜなら「賃上げ」という考え方そのものが間違っているからだ。賃上げ、という言葉にこだわり続ける限り、日本の賃金は上がらない。アメリカには、賃上げという概念が存在しない。だから、賃金は上がるのだ。では「賃上げ」の何が間違いか。賃金は、政府が上げるものではもちろんないが、企業が上げるものでもないのである。「賃上げ」は、空から降ってこないし、上からも降ってこない。「お上」からも、そして、経営者からのお慈悲で降って来るものでもないのである。それは、労働者が自らつかみ取るものなのである。経営者と交渉して、労働者が払わせるものなのである。「資本よりも労働者が経営には不可欠だ」「より経営に役に立つ」と、経営者に思わせ、払わざるをえないようにして、初めて得られるものなのだ。したがって、日本の賃金が低いのは、労働者が、この闘争を「サボっているから

ignio 労働組合を派遣拡大で官民挙げて骨抜きにして交渉力を奪っておきながら戦えってひどいな。ウクライナはロシアに対抗できなければ占領されていいのか。

2022/08/06 リンク

rAdio スパルタンだねぇ……。労働が完全に生活生存から切り離されているならそれで良いだろうけど、今やすっかり密結合して「福祉」も兼ねてしまってるから、まずはそこを何とかしないと。

n_y_a_n_t_a 給料上げたかったら交渉しろという部分は正しい。賃上げは国の経済成長に伴って自然と上がっていく他人頼りの言い方。ただし、経済成長していない国の労働者には交渉力ないから詰んでるわけで。

myogab 国に求めるべきは賃上げではなく、交渉力であり、そのための労働者保護法制であり労働組合なのだが、日本の政府はどちらも大嫌いで、保護法制を緩和し、組合を敵視し続けてきてたのであって、給与が上がる道理は無い

諦観

out5963 交渉力をを高めるために、まずは産業別組合から作ることにして、正規非正規も関係なく入れるようにする事から始めないとね。（つまり。無理）

synopses オバゼキvs.かんべえ。同じ連載内で意見を戦わせるのは面白い／180度は間違ってなくて、両者とも正しい事を言っていると思うけどなぁ

Domino-R 半分くらいは正しい。ただ例えば賃金水準が上がってる米国でも、実際の増分は豊かな層に集中しており、平均的労働者の所得水準（中央値）は継続低下中。日本より低い。いわば統計のトリックって事は知っておこう。

2022/08/07 リンク

wdnsdy 中高校生に労使交渉について詳しく教えたら、生徒はまず真っ先に校則や休憩時間を変えようと動き出しそうだから教師は教えたくなさそうだな

dekaino 概ね正しいが「日本の賃金が低いのは、労働者がこの闘争を『サボっているから』なのである」は不正確。公正な労使交渉には労働三権の保証が不可欠だが、現行法では非正規雇用労働者の団体交渉権や争議権が弱いからだ

keshimini ミクロ視点では正しいけど、それ言い出したらどんな問題だって個人にできる解決方は「努力して、闘って、勝つ」しかないわけで。卑しくも経済誌を名乗るならもうちょっとマクロ視点の話をしてほい。

piesikot 給料を上げろと言ってこない以上、給料を上げる理由はない。給料を上げたければ要求するか、別のところを探すかだ。そういう単純な話だと理解したが、ここを見ているとそれができない理由を述べる方が簡単なようだ。

2023/08/10 リンク

stranger2ex 賃上げ“は、労働者が自らつかみ取るもの。経営者と交渉して、労働者が払わせるもの。「資本よりも労働者が経営には不可欠だ」「より経営に役に立つ」と経営者に思わせ、払わざるをえないようにして得られるもの。

2022/09/25 リンク

toro-chan 株主と労働者との比較は無理筋では。普通の労働者はクビになったら食えなくて死亡する。他に行けるなんて実際には一握り。マクロ/ミクロ経済学じゃ労働者の実情を分かり得ない。

2022/08/08 リンク

wuzuki 本筋とは少しズレるけど、「弱さ」という言葉が度々出てきており、弱者・強者について改めて考えさせられた。私は、経営者が強者で労働者は弱者……とは必ずしも思わないんだけど、その考えが強まった気がする。

asakura-t （記事とは直接関係ない）最終ページが競馬予想なのはかんべえさんだからと思ってたけど違うんだな…と思ってよく見たら「新競馬好きエコノミストの市場深読み劇場」だった。なるほど。

elm200 外国では条件が悪ければどんどん辞めて他に移っていく人たちが大半だからなあ。特に米国はいま大退職時代(Great Resignation)だし。そりゃリスクを取らなければ給料は上がらないよな。

cloverstudioceo いやーこれはあるよ。クロアチアだとバイトの学生でもガンガン賃上げ交渉してくるし、あげないと転職でセットなのでしんどい。なので、単価も上げざるを得ないし、最近はずっとそのローテーション

nemuiumen 子育てしてたら価値ある労働者になるためのスキルアップどころか目の前の1日を乗り切るだけで精一杯なので、転職も何もあったものではない。これを持て囃す人は少子化なんかどうでもいいっつーことでいいですね。

Shin-JPN まあその通り。市場主義・資本主義の根本が日本文化に合わないから上手く機能しない(ほっておいても皆が成長する人口ボーナス局面は例外)。経営者も労働者も消費者も戦いたくなどない国で競争の効用は発揮されにくい

toraba バブル期に就職活動中の学生を企業が自社に入ってもらえるように接待してたのは学生の交渉力が高かったからなのか？単に需要と供給では？『消費者主義から生産者主義へ』https://youtu.be/1DErfYEACvY?t=1047

yamatedolphin 吉崎さんの方が正しいかな。「ちょっとでも嫌なことがあると、すぐに仕事を辞めてしまう」これが日本人にはできない。就職ではなく就社。そして、消費者は絶対おもてなしだが、いっぽうで労働者に敬意のない文化。

natu3kan 仮に経済闘争から昔の左派労組みたく政治闘争にシフトして派手に暴れようが、無い袖は振れないからな。あと扶養で生活の足しで働く期間労働の若者や老人と、主の生計として稼いでる期間労働者じゃ求めてるモノは違う

work

wakuwakuojisan セーフティネットが必要とか労働組合が～とか、本文読んでないんだろうな。アメリカに日本以上のセーフティネットなどないし、組合交渉なんてどこにも書いてない。単に勉強しスキルを上げて転職（exit）してるだけ。

neco22b それ言うなら、セーフティ整備が先に必要。米国にセーフティがなくても何とかなっているのは旺盛な労働需要があるから。日本に当てはめるべきではない。あと、日本以上に寄付等の習慣もある。

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