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「現代の始まり」といわれる第1次世界大戦の開戦から100年。なぜ誰も予想しなかった経緯をたどり、総力... 「現代の始まり」といわれる第1次世界大戦の開戦から100年。なぜ誰も予想しなかった経緯をたどり、総力戦(全体戦争)へと拡大したのか。「戦争という魔物」の実相に迫る。 ──当初、短期間で終わると誰もが思っていたのですね。 列強国体制の下では、相手の主力が戦場で大打撃を受けたらそれでおしまい。19世紀の戦争は、相手の国を決して潰さない。負けた国が賠償金を払う、あるいは辺境の地を譲渡することで手を打ち、本国には手をつけないのが一般的な習いだ。列強国を消すとバランスが崩れ体制に影響するからだ。大戦直前のバルカン戦争で、準列強といっていいオスマントルコの首都イスタンブールが陥落しそうになった。そのときも列強はそろって戦争停止を言い出した。トルコが潰れたら国際社会がガタガタになると見て、止めに入った。 みんなが間違えを犯した結果、大戦に ──なぜ大戦になったのですか。 列強の威信維持と相互の読み違いが
2014/08/11 リンク