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はじめに 2021年総選挙が終わった。 立憲民主党や共産党などが一本化した候補は激戦を演じたが、立... はじめに 2021年総選挙が終わった。 立憲民主党や共産党などが一本化した候補は激戦を演じたが、立憲民主党も共産党も議席を減らしてしまった。政権交代は遠かった。 自民党は議席を減らしたが激戦区の多くを制し単独で絶対安定多数を確保した。大善戦と言っていい。第二次岸田政権は安定的な運営ができるだろう。 さらに注目すべきは維新の会の躍進だ。自民党にお灸を据えたい。しかし左翼政党はいやだ。そういう人たちが流れた先が維新の会だったのだろう。自民と維新の改憲勢力の合計は300を超えた。改憲発議に必要な3分の2である310を視野に入れている。 国民にとって大いに迷った選挙だった。しかし迷いながらも示した意思は明確と思う。 野党共闘は効果があったと思う。しかしそれだけでは政権交代に繋がらないという限界も示した。野党は安倍政権と菅政権批判で選挙を戦おうとしたが、自民党が岸田氏に総裁を代えたことでそれらの批判
2021/11/01 リンク