注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
経済政策で人は死ぬか? 公衆衛生学から見た不況対策 デヴィッド スタックラー、サンジェイ バス著 橘... 経済政策で人は死ぬか? 公衆衛生学から見た不況対策 デヴィッド スタックラー、サンジェイ バス著 橘明美、臼井 美子訳 2014 草思社 内容(「BOOK」データベースより) 緊縮財政が、国の死者数を増加させていた!世界恐慌からソ連崩壊後の不況、アジア通貨危機、さらにサブプライム危機後の大不況まで、世界各国の医療統計データを公衆衛生学者が比較・分析した最新研究。 感想 ・内容を端的にまとめると、次のようになる。 不況下で実施された社会経済政策により、人びとの健康は大きな影響を受ける。緊縮政策をとり、社会福祉や公衆衛生の予算を削ると人びとの死亡率や貧困率は上昇し平均寿命は低下、不健康になる。適切な治療を受けられないばかりでなく、きちんとした食事をとれなかったり、失業や家を失うことによる強いストレスも原因か。社会経済政策が人の生死に大きな影響を与えるのである。 不況時においてもセーフティネット
2015/10/17 リンク