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戦前期、日本帝国の国立中央図書館は、いつか話したやうに、場所も転々とし名称も頻々と変わり、あまつ... 戦前期、日本帝国の国立中央図書館は、いつか話したやうに、場所も転々とし名称も頻々と変わり、あまつさえ、設置主体すら変わったことさへあるうえ、当初は、国立だけど必ずしも中央図書館的性格は持ってをらんかった。だからこそ、最初の名前はナントまぁ「書籍館」という一般名詞かつ固有名詞だったわけで(当初の東大が「帝国大学」だったのに似ている)。 帝国図書館の内部文書を使って歴史を書きまくった(?)西村正守がこれについてオモシロイことを言っている。 『参考書誌研究』(6) p.23-36 ( 〔論文の〕表題については、当館の全身を一括して呼ぶ名称に実は困った次第であって、上野図書館とすれば、明治十八年以前の湯島聖堂時代をはずすことになるし、国立図書館とすれば、東京府所管時代の扱いに窮するわけである。 止むをえず、一応最も長期且周知の帝国図書館の名でこれを代表させることとしたが、落着の悪い点は御寛容願いた
2012/04/02 リンク