防衛局、辺野古サンゴの移植「終了」　当初計画より減少か　大浦湾側の着工から1年　沖縄

防衛局、辺野古サンゴの移植「終了」　当初計画より減少か　大浦湾側の着工から1年　沖縄

大浦湾側の資材置き場（ヤード）設置予定地で、石材を投下する重機＝2024年1月、名護市（小型無人機で大...概要を表示 大浦湾側の資材置き場（ヤード）設置予定地で、石材を投下する重機＝2024年1月、名護市（小型無人機で大城直也撮影） 米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設を巡り、沖縄防衛局は9日、環境保全措置として実施していた大浦湾側のサンゴ類約8万4千群体の移植について、昨年12月28日までに終了したと明らかにした。 一方、県水産課によると、移植数は昨年12月中旬時点で5～6万群体にとどまっていた。県は当初計画より移植数が減少した可能性があるとみて、防衛局に詳細を確認している。 防衛局が大浦湾側での工事に着手してから10日で1年となった。 防衛局は取材に対しサンゴの移植を終えた上で「地盤改良工事に着手した」と説明。最終的な移植群体数は現在集計中だとした。 防衛局は昨年5月にサンゴ類8万4千群体の移植に着手した。一方、7月にはくい打ち試験を行う作業船のアンカーチェーンが接触し、大型サンゴを3カ