東京バスが沖縄県内タクシー参入へ　今春16台、観光客に焦点　ライドシェア実証実験も

東京バスが沖縄県内タクシー参入へ　今春16台、観光客に焦点　ライドシェア実証実験も

県内で乗合バスを運行する東京バス（東京、西村晴成社長）は4月から、県内でタクシー事業に参入する。併...概要を表示 県内で乗合バスを運行する東京バス（東京、西村晴成社長）は4月から、県内でタクシー事業に参入する。併せて、日本版ライドシェアの実証実験にも乗り出す。観光客に焦点を当て、地域の公共交通機関の補完やオーバーツーリズムの解決を目指す。 昨年10月、タクシーの供給過剰を理由に車両数を制限する「準特定地域」から沖縄本島が解除されたことを受け、事業展開を決めた。県内では既に大阪でタクシー事業を手掛けるnewmo（ニューモ、東京）が今春からの事業開始を発表している。 東京バスは2020年に県内で乗合バス事業を開始。23年には北部観光を吸収し、現在貸切バスは70台を保有する。タクシー事業は名古屋、大阪、神戸などで展開。県内での導入台数は16台を予定する。状況を見ながら増車などを判断するという。 ライドシェアは、国土交通省がバス・鉄道事業者を対象に参入要件を緩和したことで、試行に乗り出す。乗務員は観光バス閑散