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哲学チックな話が続いておりますが…(ブックマークが何気に嬉しい) えー、タイトルはリチャード・ロー... 哲学チックな話が続いておりますが…(ブックマークが何気に嬉しい) えー、タイトルはリチャード・ローティの「哲学に対する民主主義の優先」(『連帯と自由の哲学』収録)をもじっています(タイトルでピンときた方はローティマニアでしょう)。 この論文でローティが何を訴えたかったかを僕なりにまとめますと… ローティは哲学によって民主主義を基礎づけるということ(もっと言えば基礎づけとしての哲学一般)に対して懐疑的である(否定的であると言った方が良いかも?)。 ローティは基礎付け哲学者の代表選手をカントと見做しており、基礎付け主義者をしばしばカント主義者と呼ぶ(まあ、これは余談)。 例えば、ローティは哲学者としてのデリダやハイデガーに対する好意をあっけらかんと語るが、それでも民主主義をデリダ哲学、ハイデガー哲学によって基礎づけようとはしない(ローティ流に言えば、「デリダやハイデガーはアイロニカルだがリベラ
2011/08/06 リンク