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3月下旬から4月上旬にかけて、日の出の約1時間前に南東の方角を見ると、空の低い位置で金星、火星、土星... 3月下旬から4月上旬にかけて、日の出の約1時間前に南東の方角を見ると、空の低い位置で金星、火星、土星が集まって細長い三角形を作っているのが見えるだろう。3月27日と28日には、明けの三日月がそのすぐそばを通過する。 毎朝観測していると、三角形は次第に平たくなっていることに気付くはずだ。そして、4月1日に3つの惑星は横並びになる。その後、土星が火星へ近づいていき、最接近する4月4日には、2つの星が月の見かけの直径ほどの距離になる。 4月30日:部分日食 地球と太陽の間に月が入り、太陽の一部が欠けて見えるという部分日食が、2022年には2回起こる(ともに日本では見られない)。1回目は4月30日、南米大陸南部、南極大陸の一部、太平洋上および南極海上の一部から見ることができる。最大食は協定世界時20時41分(日本時間5月1日5時41分)で、この時太陽の64%が月に隠れる。 最も大きく欠けた太陽を見