キャッチアップ実施中の「子宮頸がんワクチン」　嫌々ながら接種した医師が15年を経て思うこと | 山本佳奈の健康ナビ | 山本佳奈 | 毎日新聞「医療プレミア」

キャッチアップ実施中の「子宮頸がんワクチン」　嫌々ながら接種した医師が15年を経て思うこと | 山本佳奈の健康ナビ | 山本佳奈 | 毎日新聞「医療プレミア」

子宮頸（けい）がんの予防効果があるHPV（ヒトパピローマウイルス）ワクチン。日本ではキャッチアップ（...概要を表示 子宮頸（けい）がんの予防効果があるHPV（ヒトパピローマウイルス）ワクチン。日本ではキャッチアップ（後追い）接種が実施されていて、1997年度から2007年度の生まれで、過去に接種機会を逃した方は無料でワクチンを打つことができます。期間は今年3月までの予定でしたが、条件付きで来年3月まで延長されることになりました。 私自身は浪人を経て大学に入学した直後の15年ほど前、母親の強い勧めで接種しています。当時はワクチンの予防効果などほとんど知らなかったため、「なぜ接種しないといけないの？」と嫌々ながら計3回の接種を済ませたものです。定期接種化の前で、費用は全額自己負担。「こんなに高いのか！」と衝撃を受けましたが、近年、世界中でワクチンの有効性が証明されるようになっています。 アメリカで受けた初めてのHPV検査では… 日本では予防接種法に基づき、13年4月から定期接種となったHPVワクチン。小学6