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金融政策決定会合後に記者会見する日銀の植田和男総裁=東京都中央区で2024年12月19日、玉城達郎撮影 日... 金融政策決定会合後に記者会見する日銀の植田和男総裁=東京都中央区で2024年12月19日、玉城達郎撮影 日本銀行は3月にマイナス金利を解除し、7月に追加利上げを決めるなど、2024年は金融政策の正常化を進めた1年だった。しかし、金融政策を巡る植田和男・日銀総裁の発言が会合ごとに早期利上げ観測を高める「タカ派」から、弱める「ハト派」へと大きく振れるなど情報発信の安定性を欠いたことが印象的だった。25年に向けて植田総裁は「市場との円滑な対話力」の向上という大きな課題を残したといえる。 利上げを見送った「二つの理由」 日銀は12月19日の政策決定会合で政策金利を0.25%程度とする現行の金融政策を維持する決定をした。筆者は以前から来年1月会合での0.25ポイントの利上げをメインシナリオとしており、今回の決定には意外感はなかった。 しかし、植田総裁は前回10月31日の会合後の記者会見で、すぐに追加
2024/12/26 リンク