反ワクチン・ケネディ米厚生長官、誕生へ　ハーバード大医師の憂慮 | 毎日新聞

反ワクチン・ケネディ米厚生長官、誕生へ　ハーバード大医師の憂慮 | 毎日新聞

トランプ次期大統領（右）と握手を交わすロバート・ケネディ・ジュニア氏＝ジョージア州で2024年10月23...概要を表示 トランプ次期大統領（右）と握手を交わすロバート・ケネディ・ジュニア氏＝ジョージア州で2024年10月23日、AP トランプ次期米大統領は、新政権で保健行政トップに反ワクチン活動で知られるロバート・ケネディ・ジュニア氏（70）を起用する方針だ。ケネディ氏が掲げる「メーク・アメリカ・ヘルシー・アゲイン」（米国を再び健康に）のスローガンとは裏腹に、医学・医療界には大きな不安感が広がる。「ケネディ厚生長官」が米国の健康にもたらすリスクとは何か。ハーバード大医学部准教授で小児精神科医の内田舞さんに聞いた。【聞き手・ニューヨーク八田浩輔】 ワクチン開発が後退も ――トランプ次期大統領がケネディ氏を厚生長官に起用する案をめぐり、勤務先ではどのような議論がありますか。 ◆まず国家からの研究資金が少なくなってしまうことが懸念されています。米国の大学医学部で研究を進めるには、研究者がグラント（競争的研究資金）

• アメリカ