駅伝365：部員逮捕・辞任から15年、創価川嶋総監督が大学駅伝界に戻った思い | 毎日新聞

駅伝365：部員逮捕・辞任から15年、創価川嶋総監督が大学駅伝界に戻った思い | 毎日新聞

箱根駅伝を走る東洋大の選手たちを沿道から見守ることしかできなかった「あの日」から15年。2024年春に...概要を表示 箱根駅伝を走る東洋大の選手たちを沿道から見守ることしかできなかった「あの日」から15年。2024年春に川嶋伸次さん（58）は創価大の総監督として大学駅伝界に戻ってきた。 頭が真っ白になった 「大学生に教える感覚が戻ってきました。まだ完全ではないですが、選手たちの性格や長所、短所も分かり、深い指導ができています」 創価大総監督として迎える初めての箱根駅伝まで1カ月あまりとなった24年11月下旬、川嶋さんは充実した表情を浮かべながら、そう語った。 榎木和貴監督ら計4人のスタッフできめ細かく指導し、チームは10月の出雲駅伝と11月の全日本大学駅伝で続けて過去最高の4位に入った。主将の吉田凌選手（4年）や吉田響選手（4年）ら戦力も充実し、勢いに乗っている。 東洋大の監督を務めていた「あの日」の1カ月ほど前も、今と同じように強い手応えを感じていた。 暗転したのは、08年12月1日の午後だった。 移動