ニャンでそこに猫像が？　全国各地で約300体　神社や民家の軒先にも | 毎日新聞

ニャンでそこに猫像が？　全国各地で約300体　神社や民家の軒先にも | 毎日新聞

薬師堂の猫像を調査する石黒伸一朗さん＝福島県川俣町で2024年11月16日午前11時46分、岩間理紀撮影 全国...概要を表示 薬師堂の猫像を調査する石黒伸一朗さん＝福島県川俣町で2024年11月16日午前11時46分、岩間理紀撮影 全国各地で古い石造りの「猫像」や、猫の姿が彫られた「猫碑」が相次いで確認されている。寺社や個人宅の片隅にたたずむピョンとした三角耳に丸っこいフォルム……。研究者の調査で判明したその数は、北は東北から南は九州まで300体近く。なんとも可愛らしいが、ニャンでそこに猫像が？ お堂の暗がりに潜んでいたのは… 「あった、あった！　猫あった！」 9月末、福島県中通り地方の川俣町にある薬師堂内部にそんな歓声が響いた。 この日、薬師堂では研究者や町担当者が、中国由来の珍しい神獣をかたどった寺社彫刻について調査中で記者も参加していた。ところが、お堂の暗がりから、ほこりをかぶって見つかったのは、丸顔でモコモコした体つきの1体の猫像だった。大きさは本物の成猫と同じくらい。どこか「フフン」とすました表情にも見