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「新しい戦争の時代とジェンダー」と題して講演した際の加納実紀代。銃後史研究のパイオニアとして、女... 「新しい戦争の時代とジェンダー」と題して講演した際の加納実紀代。銃後史研究のパイオニアとして、女性の戦争責任を問うた=富山市で2006年、青山郁子撮影 無垢(むく)な女性被害者。 こうしたイメージと結びついたヒロシマの記憶は少なくない。「原爆乙女」に、折り鶴のサダコ。平和記念公園に建つ「嵐の中の母子像」も。 女が被爆の象徴として語られる時、何が見えなくなるのか。女性史研究者の加納実紀代(1940~2019年)は晩年、こんな問いに向き合った。 朝鮮半島で軍人の娘として生まれ、広島で被爆。戦後、女たちの戦争責任を問うた銃後史研究のパイオニアだ。「被害と加害の二重性」に足場を置いた加納の思想は今、何を伝えるのだろう。ゆかりの地を訪ねた。 「ヒロシマは一つじゃない」 JR広島駅北側にある二葉山を登ると、黄色い外観の建物が姿を現す。4階建ての「レモンハウス」。かつてアジアからの留学生の宿泊所だったこ