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「ケラマブルー」の海を優雅に泳ぐアオウミガメ=沖縄県渡嘉敷村の渡嘉敷島で2022年7月14日、幾島健太郎... 「ケラマブルー」の海を優雅に泳ぐアオウミガメ=沖縄県渡嘉敷村の渡嘉敷島で2022年7月14日、幾島健太郎撮影 沖縄県の離島・久米島で7月、絶滅危惧種のアオウミガメ30匹超が殺傷され、地元の漁業者が「網にかかり、仕方なく刺した」と関与を認めたことが波紋を広げている。ウミガメは保護すべきか、それとも駆除すべきなのか――。背景を探ると、単純には割り切れない問題が見えてきた。 アオウミガメは7月14日昼過ぎ、島の沿岸で30匹超が網に絡まるなどして見つかった。多くに、首の付け根付近に刺されたような傷があった。 関係者によると、地元の漁業者が「魚を取ろうとしたらウミガメが大量に網にかかった。何匹かは逃がしたが、重いウミガメは動かせない上にかみついてくるので、仕方がなく刺した」という趣旨の話をした。 アオウミガメは国際自然保護連合(IUCN)や環境省のレッドリストで絶滅危惧種に指定されている。環境省は2
2022/08/01 リンク