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「子どもの貧困」(岩波新書)などの著書がある首都大学東京の阿部彩・都市教養学部教授が11日、大津... 「子どもの貧困」(岩波新書)などの著書がある首都大学東京の阿部彩・都市教養学部教授が11日、大津市で開かれた近畿公共図書館協議会研究集会で「子どもの貧困を考える」のテーマで講演した。「宿題をする場所もない貧困層の子どもの『居場所』として図書館は重要だ」と語り、貧困対策で図書館が担う可能性に期待を寄せた。 厚生労働省が2012年の調査で「子どもの貧困率」(平均的な手取り収入の半分以下の世帯で暮らす18歳未満の子どもの割合)が16・3%だったと発表し注目されたが、阿部教授は1985年時点で既に10・9%もあったと指摘。「貧困は見ようとしないと見えない。終戦直後の日本やアフリカの難民を貧困と思いがちだ。日本の子どもの6人に1人が年間所得180万円以下の家で暮らしている。目の前にある貧困を見てほしい」と…
2016/11/14 リンク