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「移動図書館ひまわり号」の復刊を祝う会がこのほど、滋賀県草津市であった。1965年から東京都日野... 「移動図書館ひまわり号」の復刊を祝う会がこのほど、滋賀県草津市であった。1965年から東京都日野市を巡回し始めた「ひまわり号」は、公立図書館が市民に開かれた情報発信の拠点となるさきがけとなった。全国的に書店の減少が続き、「本の持つ力」をどう伝えるかが問われる中、日本の図書館の歴史を切り開いた取り組みは民主主義を考えるうえでも多くの示唆が含まれているとの意見が出た。【塩田敏夫】 祝う会は「滋賀の図書館を考える会」が主催した。日野市は半世紀前、都心のベッドタウンとして開発が進み人口が急増したが、図書館はなかった。有山〓(たかし)市長(当時)は「図書館の力で日本を近代国家にしたい。民主主義が生きた社会を目指したい」と願い、英国の図書館を実際に見てきた前川恒雄さん(85)を招いた。
2016/09/21 リンク