アングル：アマゾン奥地で殺人急増、麻薬密売と環境犯罪が結合

アングル：アマゾン奥地で殺人急増、麻薬密売と環境犯罪が結合

今年６月に起きたブラジル先住民専門家と英国人ジャーナリストの殺害事件は、アマゾン川流域における凶...概要を表示 今年６月に起きたブラジル先住民専門家と英国人ジャーナリストの殺害事件は、アマゾン川流域における凶悪犯罪の増加を印象付け、密林奥地での違法な森林伐採や密漁、採鉱といった「環境犯罪」と、麻薬密売人らが結びついているとの懸念に火を点けた。写真は２０２１年９月、ブラジル・パラー州の村で、伐採業者が残したマルタを見る先住民の男性（２０２２年　ロイター／Lucas Landau） ［リオデジャネイロ　２９日　トムソンロイター財団］ - ブラジル最西部、アマゾン川流域の都市・タバティンガ。刑務所の壁には麻薬密売人の落書きがあり、監房の半分にはコカイン取引で縄張り争いを繰り広げる犯罪組織のメンバーが収監されている。この街では最近、とみに殺人事件が増えている。