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性的志向と差別 同性同志の結婚を認め、そのカップルが子供を養子縁組でもらうことを承認する法律が世界... 性的志向と差別 同性同志の結婚を認め、そのカップルが子供を養子縁組でもらうことを承認する法律が世界のどこかで可決されるたびごとに同性愛問題に関する議論はなお激しくなります。一方レスビアンとゲイの権利を主張する運動が強くなりますが、他方では逆の極端まで走って同性愛の傾向の人々をその傾向をもっているという理由だけで差別扱いする反応も少なくないのです。教会の中でもこの問題を落ち着いて取り上げることは容易ではありません。 枚数の少ない原稿で微妙な問題をわかりやすく扱うことが困難ですが、まず、箇条書き程度で幾つかの基礎的な点を思い起こしておくことにしましょう。 同性愛者という言葉は、場合によって差別用語にもなりかねないから、要注意。正確に言えば「同性に対する性的な傾向(inclination)をもっている者」は人間であり、人間としての尊厳と権利の主体であり、差別の対象にしてはいけないものです。
2010/02/26 リンク