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2016年12月08日01:18 カテゴリ本 シュミットが追求した「ドイツの国体」 世界的に「ファシスト」と呼ば... 2016年12月08日01:18 カテゴリ本 シュミットが追求した「ドイツの国体」 世界的に「ファシスト」と呼ばれる政治家が台頭しているとき、丸山眞男の「日本ファシズム論」は、あらためて検討する価値があろう。それは伊藤隆氏などの実証的な歴史家には否定されたが、丸山の誤りは今も「安倍はヒトラーだ」などという彼のエピゴーネンに継承されているからだ。 私が彼の「超国家主義の論理と心理」を最初に読んだとき違和感を感じたのは、冒頭の「ヨーロッパ近代国家はカール・シュミットがいうように、中性国家(Ein neutraler Staat)たることに一つの大きな特色がある」という記述だ。それはシュミットの『レヴィアタン』(本書に収録)に書かれているというが、彼の議論は逆である。 確かにシュミットは、ホッブズが「中立的国家」を理想としたと書いているが、それを国家の中立性は欺瞞だと批判したのだ。したがって丸山