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「犯罪被害者に終わりも退職もないんです」 1997年に兵庫県加古郡稲美町で起きた少年集団暴行事件。当時... 「犯罪被害者に終わりも退職もないんです」 1997年に兵庫県加古郡稲美町で起きた少年集団暴行事件。当時高校1年生だった長男・聡至さんを亡くした、高松由美子さん(64歳)はこう話す。 事件が発生した当時は、犯罪被害者に対する社会的な保護は現在よりもはるかに弱く、犯罪被害者が別の当事者を支援する場も全国にほとんどなかった。 高松さんは「息子の死を無駄にしたくない」と、当事者にしか分からない苦しみや悔しさへの精神面でのケアなど、犯罪被害者への支援活動に力を尽くしてきた。想像を絶する経験をした高松さんを駆り立てるものは何なのだろうか。 息子の命は、こんなに軽いのか 「まさか聡至が突然いなくなるなんて、思いもしなかった」 高松さんを悲しみのどん底に陥れた事件は、1997年8月23日夜、稲美町の神社で発生した。中学時代の同級生を含む少年10人(当時14~16歳)が、自宅から離れた県立高校で寮生活を始め
2019/06/26 リンク